猫の健康を守るために大切な「水分補給」〜我が家の工夫をご紹介〜

猫のこと

毎日暑いですね。冷房の効いた部屋で、猫たちは快適に過ごしていますが、水分補給がしっかりできているのか少し心配です。

猫は元々砂漠地帯に住んでいた動物なので、「水をあまり飲まない」と言われています。しかし、この習性が現代の生活ではトラブルを引き起こすことも。特に、腎臓病や尿路疾患の予防・改善には水分摂取がとても重要です。

我が家で猫たちに水分補給をしてもらうためにしている方法をご紹介します。

なぜ猫の水分補給が重要なのか?

水分が不足すると、次のようなトラブルが起こることがあります:

  • 尿が濃くなりやすく、膀胱炎や尿結石の原因になる

  • 腎臓に負担がかかり、慢性腎不全のリスクが上がる

  • 食欲不振や便秘など、体調全体に悪影響を与える

これらの問題を防ぐためにも、日常的にこまめな水分補給を意識することが非常に重要です。

水分補給の工夫

ウェットフードを活用

ドライフードだけでは水分量が少なくなりがちです。そのため、ウェットフード(缶詰やパウチ)を食事に取り入れることで、自然に水分を摂取できるようにしています。食いつきも良く、猫たちも喜んで食べています!

ただ、あんこはウェットフードを喜んで食べるのですが、なぜか嘔吐しやすいです。少しずつ与えながら様子を見ています。本当は朝晩与えたいけれど…ウェットフードはお値段が高めなので、夜ご飯のときに追加しています。

きなこはお肉派で、ピュリナワンのチキンが大好きです。

 

おやつで水分補給

最近は水分を多く含んだゼリータイプやスープタイプのおやつが増えてきました。うちでも、こういったおやつを取り入れることで、無理なく水分補給をしています。

ただ、この「水分補給用おやつ」は猫の好き嫌いがはっきりしていて、食べたり食べなかったりすることもあります。最初はとても美味しそうに食べていたのに、突然食べなくなることがあり、買いだめしていたものが無駄になってしまったことも…。

「食通たまの伝説 やさしさプラスパウチ まぐろ」は子猫の頃からのお気に入りだったのに、なぜかきなこが食べなくなってしまいました。一方であんこは大好きでよく食べています。

 

最近のお気に入りは「ピュリナ プロプラン ベテリナリー サプリメント キャット ハイドラケア」。
ただし、与えすぎると下痢の原因になることがあるらしいので、様子をみながら与えるようにしています。

 

 

水の器にこだわる 〜 オーカッツ ヘルスウォーターシリーズ にゃんマグ〜

我が家では、猫が水をよく飲むと評判の「オーカッツ ヘルスウォーターシリーズ にゃんマグ」を使用しています。

 

商品の特徴

  • 選べる2色:グリーン系とホワイト系から選べるデザイン。

  • ヘルスウォーター:天然希土類元素を含んだ鉱物とバイオセラミックを焼成した陶器で作られており、水垢などが付きにくくお手入れがしやすい。水の風味が変わり、飲みやすくなるそうです

  • デザイン:シンプルでおしゃれ。インテリアにも馴染みやすい。

  • 猫専用設計:猫の顔や口の構造に合わせて作られた飲みやすい設計。猫のヒゲが器に当たりにくいように上は広く底に向かって狭くなっている形状。

あんこときなこもこの器で美味しそうに水を飲んでいます。ただ、きなこは前足で器をほりほりする癖があり、器が倒れて水がこぼれてしまうことがよくありました。そこで、ステンレス製の器に入れて使うことで、水がこぼれなくなりました。

自動給水器と水について

最近は自動給水器も多く販売されていますが、個人的に掃除やメンテナンスが面倒で、まだ手を出せていません。水の器の場合、こまめに水を交換したり器を洗ったりすることで、簡単に清潔を保てます。

我が家では、ブリタの水筒型浄水器を使っており、猫たちには浄水器を通した水を提供しています。水を入れるときにジャーと押し出すだけで、手軽に美味しい水ができます。私もこの水筒型浄水器を愛用しておりペットボトルの飲料を買わなくなりました。

 

水飲み場の工夫

  • 我が家は狭い家なので水飲み場は2箇所です。猫が落ち着ける静かな場所の方が人気があります。水を飲む時は警戒心が強くなるようです。我が家のきなこは、水を飲んでいる時にうっかり近づいたり、目が合うだけで水を飲むのをやめてしまうことがあります。
  • 猫の動線に合わせて視界に入るように設置すれば、気づいた時に飲んでくれます。
  • ほこりなどが入りにくいよう少し高さのある場所に設置しています。

あんこは良く水を飲みます。少量ずつまるで味わいながら水を飲んでいます。時々、前足を水につけて舐めていることもあります。

まとめ:猫に合った水分補給を見つけよう

猫によって水の飲み方は本当に様々です。何か一つの方法にこだわらず、猫の性格や好みに合わせた水分補給方法を取り入れることが大切です。少しの手間で猫たちの健康を守ることができるので、飼い主としてできる範囲で工夫していきたいですね。

タイトルとURLをコピーしました