猫と暮らしていると、ふと「うちの子、ちょっと太ってる…?」と思うこと、ありませんか?
我が家の愛猫・きなこは、スコティッシュフォールドの男の子。現在7歳で、体重は8.5kgあります。見た目は明らかにぽっちゃり。写真を見せると「わがままボディ!」と笑われることも。健康診断でエコーを受けた際には、獣医さんが「脂肪があって…見えにくいですね」と困っている様子でした。
でも本人(猫?)はというと、のんびりマイペースで、食べることとお昼寝が大好きな毎日を送っています。
今回は、スコティッシュフォールドの適正体重ってどれくらい? という素朴な疑問と、我が家で”きなこ”の健康のために実践していることをご紹介します。
スコティッシュフォールドの適正体重は?
スコティッシュフォールドは、丸みを帯びたがっしりした体型の猫です。
一般的な体重の目安は以下の通りです。
性別 | 適正体重の目安 |
---|---|
オス | 約3.5〜5.5kg |
メス | 約2.5〜4.5kg |
骨格や筋肉量にもよりますが、6kgを超えると「やや重め」、8kg以上になると「肥満傾向」と診断されることが多いです。
つまり、きなこは……なかなかの「ぽっちゃりさん」ですね(笑)
体重だけじゃない!肥満のチェック方法【BCS】
猫の体型は、「ボディコンディションスコア(BCS)」という指標で評価することができます。
【5段階式BCSの基準】
スコア | 体型の特徴 | 状態 |
---|---|---|
1 /5 | 肋骨が浮き出ている。脂肪がなく、腰や骨盤が目立つ。 | 痩せすぎ |
2 /5 | 肋骨は容易に触れ、少し浮き出て見える。腰やくびれが目立つ。 | やや痩せ気味 |
3 /5 | 肋骨は軽く触れる。上から見て腰のくびれがある。 | 理想的(正常) |
4 /5 | 肋骨は脂肪でやや触れにくい。腹部に脂肪のたるみ。 | やや太り気味 |
5 /5 | 肋骨はほとんど触れない。明らかな脂肪のたるみあり。 | 肥満 |
以下のような様子が見られると要注意:
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上から見てもくびれがない
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肋骨が脂肪に埋もれて触れにくい
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お腹がぽってり垂れている
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歩き方がドスドスしている
きなこは現在「4/5」くらいの体型。
ごろんと寝ている姿はとっても可愛いのですが、健康面を考えると少し心配です。
獣医さんには「骨格が大きいからね…」とオブラートに包んで言われますが、はっきりと「痩せなさい!」とは言われたことがありません。
我が家できなこのために気をつけていること
ごはんの量は毎食しっかり計量
➡ カロリーオーバーを防ぐため、キッチンスケールで管理しています。
……それでも、あんこが残したごはんをこっそり食べてしまい、結果オーバーしがちなのが悩みどころ。
おやつは控えめ&ルールを決める
➡ あげるときは、低カロリーなおやつを選んで適量に。
ついついあげすぎてしまわないよう、1日1〜2回までとしています。
たまに運動!お気に入りのおもちゃで遊ぶ
➡ 7歳になったけど、じゃらしやけりぐるみはまだまだ大好き!
気分が乗る日は一緒に楽しく遊んでいます。
レーザーポインタも好きですが、すぐに追いかけるのをやめてしまいます。
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スコティッシュフォールドは太りやすい?
はい、実はそうなんです。
スコティッシュは運動量が控えめで、のんびりした性格の子が多い品種。
だからこそ、「元気で長生きしてもらうために、今から気をつけよう」と意識しています。
生後5ヶ月くらいのきなこ。スリムですね!
現在のきなこ。すっかり「わがままボディ」に…
まとめ:ぽっちゃりでも、愛おしい
8.5kgのきなこは、抱っこするとどっしり。
もともと抱っこはあまり好きではないのですが、私の方が先に腕が限界になってしまい、降ろすこともしばしば。
私は猫を迎える前から、丸顔でぽっちゃりした猫が大好きでした。
きなこのふわふわした大きな体は、たまらなく愛おしい存在です。
「太っている=悪い」ではないと思っています。
でも、将来の健康を考えて、少しずつでも体重や生活習慣を見直していくことは、飼い主としてできる大切なことだと感じています。