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猫たちと暮らすために建てた小さな家。6坪の家づくり体験談

暮らし・工夫

2019年、猫たちともっと快適に暮らすために、実家の敷地内に小さな家を建てました。
延べ床面積は約20㎡(6坪)。6畳の居室とウォークインクローゼット、トイレと洗面所だけという、とてもシンプルな間取りです。

今でこそ「スモールハウス」や「小屋暮らし」という言葉をよく耳にしますが、当時は参考になる事例も少なく「本当に建てられるのだろうか?」と不安もありました。
それでも、猫たちとの暮らしを思い浮かべながら一歩踏み出した体験を、今回まとめてみました。

小屋のように小さな家を建てようと思った理由

小さな家を選んだのには、いくつかの理由がありました。

  • 実家の敷地内だから、夜勤や旅行のときに母に猫の世話をお願いしやすい

  • 賃貸では難しいDIYを、気兼ねなく楽しめる

  • 猫たちにもっと良い景色を見せてあげたい(以前のアパートの窓からは駐車場しか見えませんでした)

「小さな家・スモールハウス」を工務店に依頼するまで

「小屋のように小さな家」をどこに頼めばいいのか、最初は迷いました。
大手ハウスメーカーでは現実的ではなく、参考事例もなく…。

そこで思い切って、実家を建ててくれた工務店の社長に相談。すると「やってみましょう」と引き受けてくださり、社長と大工さんの2人だけで工事が始まりました。

工事期間は約2か月。費用は家本体が約420万円、キャットステップが約5万円で合計425万円でした。

猫と暮らすための工夫

完成した家には、猫たちと快適に暮らす工夫をあれこれ取り入れました。

  • 床材:ペット用「ワンラブフロア」を採用。価格は普通の床材の約3倍でしたが、汚れを落としやすく傷もつきにくいので採用して大正解。

  • キャットステップ:壁に造作して、猫たちの隠れ家や遊び場に。すぐに慣れて楽しそうに使ってくれています。

  • 出窓:猫たちが外を眺められる場所になり、癒しの時間をくれます。

  • 収納とDIY:洗面所に棚を作って猫グッズや小物を整理。下地探しのセンサーや針式を駆使してネジを入れて頑丈にしました。

  • コンセント:電化製品が多いため、部屋に6か所、クローゼットに1か所を設置。

出窓スペースで仲良く外を見ています

洗面所に収納が少ないため棚を作りました

後悔ポイントもあります

もちろん「こうしておけば良かったな」と思う点もあります。

  1. 南側の窓:大きすぎて夏は暑く、ロールスクリーンもオーダーとなり価格が高く今だに既製品のロールスクリーンを2個並べて使っています。

  2. 猫用トイレスペース:結局使わず、人間のトイレ内に置くことに。もっと人間トイレを広く作れば良かったです。

  3. 洗面台:陶器製のため化粧品の瓶を落としてヒビが…。洗い物も洗面台でしているためステンレスの流し台にすれば良かったと感じています。

現在はキャンプ用品や猫のご飯ストックの収納場所になっています。

小さな家での暮らしは大正解

完成してから猫たちはすぐに慣れ、キャットステップや出窓でのんびり過ごしています。
掃除もラクになり、夜勤のときは母に世話をお願いできるので安心です。
旅行にも安心して行くことができます。

狭い空間でも工夫すれば快適に暮らせることを実感しました。
断捨離したり物を増やさないようにしています。こまめに片付けをしないと物があふれます💦

今は庭をながめる猫たちの姿や、外に洗濯物を干せることが日々の幸せです。
小さな家を建てて本当に良かったと思っています。

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