今回は、猫と一緒に暮らすため小さな家を建てたときに工夫したことをご紹介します
6畳一間の限られた空間でも、猫にとっても人にとっても心地よい暮らしは作れます
実際に私が小さな家づくりで大切工夫した6つのポイントをまとめました
出窓で日向ぼっこスペースを確保
猫にとって大切なのは「日当たり」と「外の眺め」
そこで、リビングに出窓を設けました。小さな空間でも立体的な広がりが生まれ、猫にとっては最高のひなたぼっこスポットに。外を眺めている猫の姿に、こちらも癒されます
出窓の下は収納にしました。きなこは器用に引き戸を開けてしまうので突っ張り棒を置いてロックしています
カーテンをやめて、ロールスクリーンに変更
猫がカーテンで遊んでしまったり、登ってしまったりするのを防ぐために、ロールスクリーンに変更しました。
最初はカーテンにしていましたが、猫の毛がついて掃除が大変でした
ロールスクリーンに変更し、スッキリとした見た目でホコリが溜まりにくく掃除もしやすくなりました
ロールスクリーンを操作する紐で猫が遊んでしまうと危険なため、紐をまとめて袋に入れて目立たないようにしています
私は夜勤をしているため遮光タイプにしています。既成品があれば安くすんで良いのですが、オーダーになると価格が上がります
出窓はオーダーにしましたが、もうひとつの窓は既製品のロールスクリーンを2個並べているため真ん中に隙間ができてしまい、いつかオーダーにしようと思いながら6年近く経ってしまいました
猫たちはその隙間から出入りできて快適そうなので良しとしています
ロールスクリーンの紐はまとめて上の方に下げています
壁にキャットステップを設置
壁にキャットステップを取り付けて、猫が上下運動できるスペースを確保
狭い家でも、猫が運動不足にならないよう工夫しました
壁面を使うことで、床面積を圧迫せずに済むのもポイントです
キャットタワーは掃除が大変そう、買い直すときに処分が大変そう、大きな猫が遊んだら倒れそう、部屋が狭すぎて置く場所がないなど考えて購入をやめました
お気に入りのソファは捨てずに活用
「狭い家だからソファは諦めるべき?」と思われがちですが、以前から使っていたお気に入りのソファを捨てずに設置しました
引っ越した時に馴染みのあるソファがなくなったら猫も悲しむだろうと思いました
猫が寄り添ってくる時間が増えて、結果的に良い選択でした。ベッドとソファを6畳の部屋に設置するとかなり狭く感じますが、狭さより「一緒にくつろげる時間」を大切にしたいですね
ウォークインクローゼットの中にも猫スペース
最初は洋服に猫の毛がつくため猫はクローゼットには入れないようにしようと思っていました
しかし、うちの猫たちはかなりの人見知り
お客さんが来た時に隠れるスペースがあった方が良いと思いクローゼットを隠れ場所にするため解放しました
そして、きなこはいつまでも子供ぽいため、あんこを追いかけ回すことがあり猫同士が距離を取れるスペースも確保してあげたいと思いました
ウォークインクローゼットの上段の一角に、あんこ専用の寝床コーナーを設置しました
狭いためきなこは入ってこれず、あんこにとっては絶好のリラックス空間です
ちゃんと逃げ場があることも、猫の安心につながります
スマートホーム化で室温管理も万全に
家全体を**スマートホーム対応(Alexa連携)**にしました
外出先からでもエアコンや照明の操作ができ、室温の変化に対応できます
猫の体調管理にも役立っています
こんなに狭い部屋なのにリモコンをなくしてしまう私にとっても声で操作できるのは便利です
今はアレクサなしでは生活できないくらいです
まとめ 小さな家だからこそ工夫が生きる猫との暮らし
広さにとらわれず、猫と「どう快適に暮らすか」を一緒に考えた結果、どこにいても猫の気配が感じられる温かな家になりました
これから家を建てようとしている方、小さな空間でも猫との暮らしはじゅうぶんに豊かにできます
猫ファーストな家づくり、ぜひ楽しんでくださいね