猫たちを迎えた頃、私は賃貸アパートに住んでいました。
おしゃれなカウンターのあるオープンキッチンは気に入っていたのですが、実際に猫と暮らしてみると、そこは危険がいっぱいの場所でした。
最初のうちは、入口をプラスチックダンボールで作った簡易ゲートで塞ぐだけで入室を防げていたんです。ところが、子猫が成長するとカウンターにジャンプして、あっという間にキッチンへ直行…。
キッチンにはビニールや包丁、コンロ、電源コードなど、命に関わる危険がたくさん潜んでいます。特にわが家では、コンロのスイッチが誤作動して火がついてしまうというヒヤリ体験もありました。
その出来事をきっかけに、賃貸でもできる範囲で安全対策を整えました。
今回は、これから猫と暮らす方に向けて、わが家で実際に行った工夫をご紹介します。
結論:ルール+収納+物理バリアの「三段構え」
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ルール:元栓を閉める、料理中はケージに入れるなど、人が守る習慣
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収納:危険なものは出しっぱなしにせず、すべて片づける
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物理バリア:ワイヤーネットなどで「そもそも届かせない」工夫
この3つを組み合わせることで、キッチンのヒヤリはぐっと減らせました。
わが家の安全対策5つ(実例)
誤飲・誤食を防ぐ収納化
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ゴミ、ビニール袋、スポンジ、輪ゴム、包丁、調味料、洗剤などはすべて引き出しや戸棚へ。
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ゴミはすぐに蓋つきのゴミ箱へ。
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食器の水切りカゴも蓋付きタイプを使用。
👉 ポイントは「カウンターの上には何も置かない」をルールにすること。
カウンターの上、いろいろ乗ってますね💦
感電防止(コード・コンセント)
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コードにはカバーをつけ、余った部分は壁沿いに固定。
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使わない家電(電気ケトル、トースター、ミキサーなど)はコンセントを抜く。
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マルチタップは高い位置に設置して、床に垂らさないようにしました。
シンクへの立ち入り防止
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シンクより一回り大きなワイヤーネットを用意。
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その上にプラスチックダンボール(プラダン)を結束バンドで固定。
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これで、上に乗っても猫の足がひっかからず、中に入れない仕組みに。
- シンクの上に乗せているだけなので取り外し簡単です。
ワイヤーネット+プラダンの手作りガードの上に乗っています
コンロの安全管理🔥
わが家では、子猫がコンロに飛び乗ったときに子猫の足でスイッチが押されて火がついてしまったことがありました。
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対策として、料理をしていないときは必ずガスの元栓を閉めることを徹底。
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小さな習慣ですが、一番の安心につながりました。
料理中の猫の居場所
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調理中はケージで待機してもらうのが一番安心。
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一人暮らしで目を離せないため、猫を迎えてからは自然と自炊の頻度が減ったのも、結果的には安全につながりました。
スキマを見つけては入ってくる”あんこ”
まとめ
子猫は成長するにつれてジャンプ力や行動範囲が広がるため、入口を塞ぐだけでは十分ではありませんでした。
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危険なものは出しっぱなしにしない
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コードやコンロの安全対策をする
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料理中はケージに入ってもらう
この工夫で、わが家の「ヒヤリ」は大きく減りました。
子猫の頃のキッチンは想像以上に危険がいっぱい。
まずは**「出しっぱなしゼロ」**から始めてみてくださいね。
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