わが家は6畳一間の小さな家。
「水の容器をどこに置けばいいのか」ずっと悩んでいました。
ふたりの猫は、オスのきなことメスのあんこ。
これまでは、それぞれのごはん場所の隣に2ヶ所置いていました。
ところが――きなこは自分のごはん横の水には口をつけず、なぜかあんこのごはん横の水からしか飲まない…。
そこで、きなこのごはん場所から離れた場所に1個追加してみたら、すぐに飲んでくれるようになったのです!
今日はその経緯と、狭い部屋でもできる水飲み場の工夫をご紹介します。
わが家の状況と課題
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住まい:6畳一間+ウォークインクローゼット
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猫:2匹(オスのきなこ・メスのあんこ)
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水飲み場:もともと2ヶ所(どちらもごはんの隣)
行動の違い
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きなこ:2ヶ所のうち、あんこのごはん横の水しか飲まない
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あんこ:どちらも気にせず飲む
ごはんの近くに水を置かない方がいい理由
猫の本能的な習性として、
「食べ物の近くの水=血や食べかすで汚れている可能性がある」
と判断することがあるそうです。
そのため、ごはんの隣の水を避けて、少し離れた場所の水を好む子も多いのです。
きなこのために3つ目を設置
そこで、きなこのごはん場所から離した位置に3つ目の水飲み場を設置しました。
結果…
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新しい水飲み場で、きなこがすぐに飲んでくれた
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その場所は“きなこ専用スポット”に
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置き場所を変えるだけで飲水量アップが期待できると実感しました
狭い部屋での水容器配置の工夫
目安は**「頭数+1ヶ所」**(2匹なら理想は3ヶ所)。
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分散して置く:同じエリアに固めない
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ごはんから少し離す:数歩離した場所の方が飲みやすい猫も多い
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トイレ近くは避ける:においで飲まなくなることがあります
わが家の最終配置
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きなこのごはん場所の隣(従来)
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あんこのごはん場所の隣(従来)
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きなこのごはん場所から離した静かな場所(新設)→きなこ専用に
クローゼットの中のあんこの食事場所の隣に追加設置しました
置き場所を追加・変更するときのコツ
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高さを少し出す:フードボウルスタンドや本の上で2〜5cm高くすると飲みやすい
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材質:清潔に保ちやすい陶器やステンレスがおすすめ(わが家は陶器製)
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直射日光を避ける:水がぬるくなり雑菌繁殖の原因に
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通り道に置く:廊下や部屋の角など、視界に入りやすい場所
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静かな場所:家電の近くは避ける。きなこは私と目が合うと飲むのをやめてしまうので、落ち着ける場所が大事
新しい水容器を購入。👇 前足でほりほりする癖があるため、安定感のあるものにしました。
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まとめ:正解は「猫が選ぶ場所」
きなこのためにもう1ヶ所水飲み場を追加した結果、すぐに飲んでくれるようになりました。
水分不足は脱水、尿路結石、腎臓病など健康リスクにつながります。
日常的に「猫がどこで水を飲んでいるか」を確認することが大切ですね。
ごはんの隣に置くのは絶対NGではなく、あんこのように気にしない子もいます。
それぞれの猫の性格に合わせて、**「飲んでくれる場所=正解」**と考え、調整していくのが一番だと思います。
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